大協産業は豊富な経験と実績を持つ物流システムのエキスパートです。
今のシステムをもっと効率化したい。工場システムのランニングコストを減らしたい。最新のシステムで生産性を向上させたい。等々物流や工場のラインのさまざまな悩みを解消します。

事例紹介:大協産業は、お客様のこんな悩みをこうやって解決しました。

発電機製造工場の例

コンベアの稼働状況を把握し、改善点を浮き彫りにしたい!

  • プランニングにあたって

     今回は発電機を製造している会社のご依頼でした。

     話を伺うと、昨年の震災以降、非常用発電機以外にも常用発電機の需要が増え、それに伴い工場内の設備投資を順次行なっている状況にあり、特に製造過程でボトルネックになっていたのが、完成した発電機の部品(鉄板)を塗装するラインの稼働状況が読めないというものでした。

     まず現状把握という部分で、実際乾燥炉内コンベヤが稼働している時間としていない時間を正確にデータとして管理し、今後の改善や設備投資に活用していきたいとの御要望がありましたので、コンベアの稼動状況の検証方法と、データ取得から処理までのトータルプランニングの必要性を考慮し、それに見合った最適な「通信機器の選定」が重要なポイントとなりました。

  • 改善後

     今回は弊社がご提案したのは「パトライト製エアーグリッド」 (ワイヤレスデータ通信システム) の提案を行なっております。

    ワイヤレスデータ通信システムの仕組み

     システム全体の流れとしては乾燥炉内コンベヤの制御盤にシグナルタワー(2灯)を設置し、青が点滅している時は正常にコンベヤが稼働しており、赤が点滅しているときは何かしらの異常で停止している状態という状況を作ります。
     そのシグナルタワーの上に『送信機』を取付け、先程の青と赤の信号を無線で「受信機」へ情報を飛ばし、情報を受け取った受信機から有線LANを介して、別棟の事務所にいる製造管理責任者のパソコンへ送り、パトライト社が提供しているアプリケーションを用いてCSV形式で吐き出し、お客様の方でグラフにしたりとお好きなように加工していただいております。

    パトライト製エアーグリッドシステム WEBサイト http://www.patlite.co.jp/wd/