大協産業は豊富な経験と実績を持つ物流システムのエキスパートです。
今のシステムをもっと効率化したい。工場システムのランニングコストを減らしたい。最新のシステムで生産性を向上させたい。等々物流や工場のラインのさまざまな悩みを解消します。

事例紹介:大協産業は、お客様のこんな悩みをこうやって解決しました。

食品工場の例

段ボールへの印字位置を長側面から短側面へ変更したい。
複雑な機器や制御は使用したくない!搬送を止めずに印字できるようにしてほしい。

現状ラインの略図

【改善前イラスト】

課題と改善点

今まで、商品の製造表示は長側面に貼付してきたが、長側面にラベルを貼ると、複数の商品をパレットに積んだ際に全ての商品表示が見えないことが課題だった。
そこで、全商品の表示が見えるように表示位置を短側面への変更することに。

しかし、使用しているプリンターを移動するだけでは、印字が出来ない!
今まで通りの生産ラインは崩すことなく、効率的に印字できるようにしたいが・・
大がかりな機器を導入するスペースはない。
できるだけあるものを使って低コストに押さえて欲しい!


改善ラインの略図

【改善後イラスト】

改善のポイント

今までのプリンターの位置では、商品の流れ上、指定の位置に印字することはできない。指定位置へのラベル貼付には、今まで使用してきたプリンターの移動は必要不可欠。
しかし、今度はその工程に商品を送ることが必要だ。
商品を押すプッシャーという機器もあるが・・スペースやトラブルを考えると使用したくない。

そこで、「省スペース、低コストで!」というご要望をふまえて1箇所のみに直交コンベアを採用することを提案。
直交コンベアは、商品の方向はそのままに直角に移動する コンベアであり、流れてきた商品の流れを止めることなく 次の工程に送ることができる。流れてきた商品を直交コンベアで送り、今まで使ってきたプリンターで印字するという仕組み。

直交コンベア以外は全て既存のラインのまま。
生産性も落とすことなく、 省スペース・低コストでの課題解決を実現した。

【改善後イメージ】食品工場